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ジウォンさんの『命がけの恋愛』インタビュー記事ラストかな!!

[インタビュー]「ハ·ジウォン」というブランドの力 (Focus news)
1996年KBS 2TV単幕劇でデビュー... 今年で20年目
最近封切り作「命がけの恋愛」で約2年ぶりにスクリーンに復帰
劇中推理小説家ハン·ジェイン役を引き受けてチョン·ジョンミョンとロマンス呼吸


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ハ·ジウォンという俳優。今年でデビュー20周年を迎えた。十八と初々しい年齢で一幕物に初めて顔を映した新鋭がもうベテランと呼ばれる。20年が過ぎる間にきれいでいた彼女のフィルモグラフィーは、数十編の作品の名前で埋め尽くされてきた。 ハ·ジウォンという名前がブランドのように大衆に刻印されてからすでに久しい。

それでも「既に」という考えが先に進んで、「20」という数字が生硬(※)に近づくのは俳優として彼女の躍動感からだろう。ほとんど一年も欠かさず出演作を出した程、地道に活動してきながらも初めての新鮮さにはこれといった傷ができなかった。広い演技の幅をもとに恐れることなく、変身を敢行したので可能なことだった。

すべての女優がハ·ジウォンのようなコメディとメロウ、アクションとドラマ、現代劇と史劇を行き来しながら演技はしない。かなり内面を空っぽにしないと、したいといってできることでもない。「ホラークィーン」から始まり「涙の女王」、「韓国のアンジェリーナ・ジョリー」などの修飾語が似合い、通用するのもハ·ジウォンという俳優が持っているスペクトルがそれだけ多彩なためであろう。

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直近封切り作「命がけの恋愛」は、ハ·ジウォンの更にもう一度、変身が入れられた作品だ。草創期の彼女が漂った明るくて肯定的な感じが濃く染み出る。彼女の名前をすっかり大衆に刻印させた「色即是空」、「愛しのサガジ」、「花嫁授業」などの一連のコメディ映画のノスタルジックな趣がある。ロマンチックコメディをベースにスリラーとアクションを加味したこの映画でハ·ジウォンは、次回作構想だけで5年目にしている推理小説作家ハン·ジェインでイテウォン地区隊巡査ソル·ロッカン役を演じたチョン·ジョンミョンと呼吸合わせた。

「「奇皇后」、「許三観」のような作品に立て続けに出演し続けて重く、緊張感のある役割で挨拶したようだと考えていました。少しは緩んだ愉快な姿をお見せしたいという熱望があったが、おりしも軽くて明るい雰囲気のシナリオを受けることになり嬉しかったんですよ。撮影しながらもずっと楽しかったです。久しぶりに笑いがいっぱいの作品でご挨拶することになって感謝してます。」

ハ·ジョンウ演出「許三観」以来、約2年ぶりのスクリーン復帰作で「命がけの恋愛」を選んだ理由にハ·ジウォンは、明るい雰囲気の話を最初に挙げた。「怖いながも笑顔になって笑っても悲しくなる話に引き付けられた」として「ときめいて幸せでなければならない年末に良くないニュースのために憂いに陥った国民に一度くらいは存分に笑う時間を差し上げたかった」という願いを伝えた。

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事実、俳優にとって「命がけの恋愛」は、色々な面で挑戦的な映画だ。連続殺人事件とロマンチックコメディを構成した物語は、きわどく流れてその間キャラクターは限りなく壊れていく。もちろんコメディ映画の中で劇的な設定と俳優たちの壊れるということは笑いを作る大きな要素の一つだ。だが「命がけの恋愛」のハン·ジェインというキャラクターは、20年のキャリアの女優が消化するのに明らかに負担となっている点ががある。ここに新人監督のデビュー作ということも懸念生み出す部分だった。批評を意識して、イメージに対する考慮が上回った場合、気軽に出演を決めにくかっただろう。

ハ·ジウォンは勇敢だった。「「これまで積み重ねてきたイメージが壊れるんじゃないか」という悩みは初めっから一度も感じたことがない」として「ロマンチックコメディ映画ではないか。楽しいことが出来るんならより楽しみたかった」と話した。 また「過去にも新人監督と作業してみた。新人監督でも、巨匠でも誰にでも学ぶことがあってそれぞれのスタイルがある。これに対する心配はしていなかった」と出演を決めた当時を回想した。

「それより私自身の悩みが大きかったです。他のことは問題にならなかったのですよ。久しぶりのコメディ映画だったので演技のトーンをどのように捉えるかの考えが多かったです。ソン·ミンギュ監督がたくさん助けて下さって、やり遂げることができた。現場で俳優の意見を尊重してくださる姿勢に感銘を受けた。チョン·ジョンミョンさんやオ·ジョンセ先輩とも絶えず対話しながらシーンを一つ一つ完成していきました。」

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二十年の間、俳優として生きてきたハ·ジウォンだが、彼女はこの日「ようやくスタートラインに立った気持ち」と話した。今まで見られなかったスクリーンとブラウン管を縦横無尽に「興行保証小切手」と「信じて観る俳優」としての地位を固めた彼女だ。有数の授賞式で大賞を数回握った演技派であり「海雲台」で一千万俳優のタイトルまで得た彼女が「スタート」と話した。

「今、私が立っている所がどれだけ有り難いか分りません。本当に演技者になりたかったが、今のような俳優になっていることは考えもしなかったんですよ。それでどのようにお聞きになるか分からないが、私は本当に20年という時間の間した仕事があまりないようです。かえってしたいものが益々多くなるんです。模範的な俳優、強い俳優というイメージを破りたいという気持ちも大きいですよ。」

20年のベテラン、青龍映画賞と百想芸術大賞を制覇した実力派、韓流熱風を主導したスターの目がまるで今まさにデビューした新人のように輝いた。彼女は新人監督の作品でも関係ないといった。商業映画ではない小さな映画の非常に小さな配役でも問題になることはないという言葉も付け加えた。

「過去にはハ·ジウォンという俳優の存在を知らせるために汲々としていたようです。しかし、今は少し余裕を見出せたのでしょう。それとも欲が多くなったのでしょうか。俳優として生きてきた時間が長くなっただけ成熟した姿をお見せしたい気持ちが大きくなりました。だから、休まずにより多くの話をしたいです。体力にはまだ自信がありますね(笑)。」

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出典:Focus news

※生硬とは態度・表現などが未熟で硬い感じがすること。←訳があってればですけど…。(>_<)

さて、新春早々に長い記事を選んでしまいましたが、ジウォンさんの気持ちがとっても分り易くて、皆さんにご紹介出来る事が光栄ですね。

途中で翻訳に心が折れそうだったんですが、後半の文面を観て俄然やる気が出ました。

詳しくは記事に譲りますが、20年のベテラン女優とは思えない考え方ですね。

最後の方の「商業映画ではない小さな映画の非常に小さな配役でも問題になることはない…」はジウォンさんらしいと思います。

普通のベテラン女優が言うと嫌味に聞こえますけど、ジウォンさんは本気だと思いますね。

そんな姿勢が若い俳優さんから”ロールモデル”として尊敬されているんだと思います。

それに相手役の俳優の潜在能力を実力以上に発揮させる名人でもありますから…。

あれっ、前回のインタビュー記事がラストです!!って書いていたかも知れませんが気にしないでね。(笑)

新春早々素敵な気分で過ごせそうです。

ジウォンさん~ 今年もファイティン!!

kazySUS