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『許三観売血記』のヒロインを演じるジウォンさんの記事です!!

映画「許三観売血記」の主人公ハ·ジウォンが期待される! (Movie Joy)

数ヶ月前にハ·ジウォンが映画「許三観売血記」のヒロインを引き受けて話題を集めた。特にこの作品はハ·ジョンウが本格的に劇映画に挑戦する作品ゆえに、色々な好奇心が発動しているところである。果たして多様な方面で多才多能な才能を見せる彼がこの作品を通して、監督として確かな位置に付けるのかが気がかりではある。

明らかに「許三観売血記」で最も多く注目される人物はハ·ジョンウだが、個人的にハ·ジウォンがこの作品でどんな演技変身を見せてくれるのかが気になる。多くの人が彼女の名前を出すとアクションに重点を置く場合が多いが、彼女の演技力を単純にあるジャンルに限定させることは、小さな断面だけを見てすべてのことを判断するのと似ている。

ハ·ジウォンは、さまざまなジャンルの中で自分のキャラクターを作ってきた。たとえばドラマ「学校2」と映画「真実ゲーム」では反抗的なイメージが強かった。一方、映画「友引忌」「ボイス」ではホラークイーンと呼ばれるほどインパクトのある演技を見せてくれた。

ここで終わりではない。映画「色即是空」「人生の逆転」「恋する神父」「1番街の奇跡」「愛しのサガジ」でコメディ演技にも結構才能を持っていることを教えてくれた。ドラマ「バリでの出来事」、映画「あしながおじさん」「パボ」「私の愛、私のそばに」では、華奢な感性を持ったキャラクターもよくこなした。

特に映画「私の愛私のそばに」では第30回青龍映画賞主演女優賞を受賞して名実共に演技力を備えた最高の女優であることを認識させてくれた。何よりもこの作品は、最初のプロモーション当時キム·ミョンミンの体重減量に焦点が行き、相対的にハ·ジウォンに対して評価が少なかった。だが、いざ蓋を開けてみると「私の愛、私のそばに」は、ハ·ジウォンが中心となる映画であることを十分に認識させてくれた。これだけではない。 ドラマ「ファン·ジニ」「奇皇后」「シークレットガーデン」、映画「海雲台(ヘウンデ)」「コリア」などではカリスマ的な女性像を披露した。

実際にハ·ジウォンがアクションに強みを置いた作品は、ドラマ「チェオクの剣」「シークレットガーデン」「キング ~Two Hearts」、映画「デュエリスト」「第7鉱区」など思ったほど多くない。あまりにもこの作品が空前のヒットをしたり、あるいは映画の完成度で高い評価を受けて視聴者や観客に深い印象を残したのでこのような現象が発生した。特にドラマが多くの愛を受けながら、ハ·ジウォンとくればアクションが自然に浮かび上がるようにさせた。

明らかに上で述べたようにハ·ジウォンが出演したフィルモグラフィーでアクションに重点を置いた作品は、予想外に多くない。アクションよりも、さまざまな配役と作品に合うキャラクター創造を通して自分の演技力を造り上げた。 このような過程を経たので多様なジャンルの中で輝く俳優になることができた。 映画のヒロイン ホ·オンナン! ハ·ジウォンがどのように作り出すのか期待される!

「許三観売血記」は、中国の余華という作家のベストセラーだ。映画の中で主人公になる許三観は工場で働く労働者だ。彼が生きる村では売血が健康の象徴と見なされ、結婚をするのに重要な通過儀礼でもある。

許三観も血を売って村の美女であるホ·オンナンと結婚をすることになる。二人は結婚後に三人の息子を産む。だが、夫の許三観は長男の一楽が隣人のハ·ソヨンに似ているという村人の話を聞くことになる。彼は妻を追及して、二人の婚前関係を確認する。

衝撃的な事実を知った許三観は妻のホ·オンナンと長男を憎み遠ざける。だが家族の生活に危険が迫ればいつでも彼は血を売って危機を克服する。たとえ不正を犯した妻であっても彼は家族という垣根を壊さなかったのだ。以後も彼は重要な瞬間に血を売って生活を続けていく。

「許三観売血記」というタイトルがどのように出てきたのか大まかなあらすじのみを調べても知ることができる。だがその裏には、家族というのは垣根で広がる葛藤と家長という責任感、急速に変化する中国の時代的現実、ここに個人的な葛藤と和解などが位置している。一人の人生を見て中国という社会がどのように変化したか分かるようにしてくれるだろう。

特にこの作品でハ·ジウォンに対する期待が高まるのは彼女が引き受けた配役ホ·オンナンのためだ。最近のドラマや映画で強烈なカリスマを持った女性キャラクターを演じたことが多かった。そのために完全に違った方向のキャラクターに久しぶりに接することができるようになった。

何よりもハ·ジウォンの場合、映画では「私の愛、私のそばに」でのように少し細い女性的な感性が引き立って見えたキャラクターで良い評価を受けることが多かった。今回引き受けたホ·オンナンというキャラクターは結婚前に他の男との婚前関係のために夫に傷を与え、自分も一生の傷を負って生きていく人物だ。

したがってホ·オンナンというキャラクターは内面的な痛みを日常的な生活で解きほぐさなければならない。明らかに容易ではないキャラクターだ。演技力が後押しされなければ簡単に表現し、やり遂げることができないキャラクターでもある。そう複雑な人物を演技するからハ·ジウォンが作り出すホ·オンナンという人物に対してより多くの関心が行かざるを得ない。果たしてこれまで見せてくれたドラマや映画でのキャラクターとは違うどんな姿の人物を作り出すのか興味が増してくる。

ハ·ジウォンはこれまで数多くの作品を通し、自分のフィルモグラフィーを着実に積み重ねてきた。特に彼女は毎年1~2作品休まず演技活動を続けてきた。今回の映画「許三観売血記」が彼女の演技人生で最高の作品のうちの一つになることを期待している。

 

中々秀逸な記事だったのでご紹介しましたが、やっぱり記事が長いと翻訳に疲れますね。

 

でもそんな疲れが吹っ飛ぶくらい詳細かつ丁寧にジウォンさんについて書いてくれている記事だと思います。

 

如何にジウォンさんの演技が一つのジャンルに留まらず、その時々の配役になりきって演技をされているのかがよくわかりますね。

 

なぜ女優としてのジウォンさんの評価が高いのかよく分かる秀逸な記事ですよね。

 

こんな素晴らしい女優ですが、普段のジウォンさんは本当に気さくで気取らない純真な方です。

 

でもひとたび女優モードになると、演技に対する情熱っていうか想いは本当に高いです。

 

そして共演された方の演技をも高めるという特技の持ち主でもあります。

 

そんなジウォンさんが演じるホ·オンナンがどんな人物になっているのかとても楽しみではあります。

 

映画「許三観売血記」の公開が待ち遠しいですね。

 

ホ·オンナン ファイティン!!

 

kazySUS